細沼りんご園」に写真で載せています。      「北東北の風景Ⅱ」はこちらをクリック       「二戸の野鳥」はこちらクリック
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普代村
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久慈市
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 二戸の気候

 二戸市は岩手県の北部に位置し青森県に隣接しています。市内を馬淵川が南から北に流れて河岸段丘を形成した地形で、東側に北上山地、 西側は奥羽山脈に囲まれた内陸性気候で、岩手県内でも夏は暑く、冬は寒い地域です。
 年間の平均降水量は約1,012mmと少なく、年平均気温約9.7℃。(気象庁ホームページより) 気象庁 気象統計情報 二戸平年値(年・月毎の値)より詳しいデータがご確認できます。
春…  積雪は3月中旬から下旬には融けます。桜の開花は4月20日頃。木々が緑になるのは、馬淵川の岸辺で4月下旬、山々は5月中旬頃。 最高気温が 10℃を超えるのは3月末で、最低気温が0℃を上回るのは4月に入ってからです。5月に入ると20℃を超える日があり過ごしやすくなります。4月、5月は乾燥し、風速5m/s前後の強い風が吹きます。強風注意報、乾燥注意報が毎日のように出ます。 
夏…   6月になると25℃を超える夏日になる日もあります。真夏の最高気温は30℃前後ですが、33~34℃になる日もあります。夜でも25℃を越える熱帯夜はあまりありません。お盆を過ぎると30℃を超える日も少なくなり涼しくなってきます。朝は20℃以下になってきます。お盆が終わると夏も終わりという認識です。8月末で15~16℃と涼しいというより寒い日もあります。 青森、秋田、岩手の北東北の平年の梅雨入りは6月14日頃で、梅雨明けは7月28日頃です。 
秋…  9月に入ると最高気温も27℃位になり、中旬を過ぎると23℃位。9月下旬から10月にかけて20℃を割り込んできます。最低気温も10℃を下回り朝は寒く感じます。10月中旬は最高気温18℃位、最低気温が7℃位ですが、10月月末には各々14℃、3℃位と寒くなります。紅葉は10月中旬から始まり、下旬にきれいになります。 NHK盛岡放送局のお天気情報で、平年で岩手県の最高峰 岩手山の初冠雪は10月13日、県内で初霜は10月22日、初氷は10月27日、初雪11月8日 平均気温が10℃以下になりストーブ、コタツ等の暖房器具を使う期間は、二戸が10月23日から185日間、県庁所在地の盛岡10月25日から181日間、沿岸の宮古は11月5日から171日間、県南の一関は11月3日から168日間だそうです。 
冬…  11月中旬には平地でも雪がちらつきますがが、積雪は11月下旬から12月上旬頃で、根雪(雪が積もって融けない状態)となるのは12月下旬を過ぎた頃。
 平年の気温は最低気温が-6℃位、最高気温が1℃位。寒い年は最低気温が-13,-14℃位まで下がり日中でも気温がマイナスの真冬日が10日以上続くことがあります。
 1回の降雪量は20~30cm位で比較的積雪は少ないですが、多い年は1回で50cm前後降ることもあります。2月中旬を過ぎると寒さも徐々に緩んできます。 
 

     

【気温と雨量の統計】
 
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【気象庁 二戸過去の気象データ
 
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 北東北/岩手県/二戸 地図

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 二戸の風景

の風景 
5月下旬の馬淵側公園より、市街部を望んでいます。   ツツジが咲き、木々が新緑に包まれる一年で一番過ごしやすい時期となります。
桜が満開の時季には、鯉のぼりが空を泳いでいます。 お隣青森県の弘前公園の桜がテレビで放送される頃に二戸の桜も見頃を迎えます。
4月下旬、河畔の木々が緑になってきました。馬淵川の支流 安比川の上流部には八幡平や安比高原スキー場等の積雪地帯があり、雪解け水で川は濁り、平水より1m位増水しています。
6月初旬のヤマメ釣りの風景。渓流釣りは3月1日から9月30日の期間です。対岸の樹は漆です。二戸市の西部にある浄法寺地区は漆の産地として有名で、東照宮や金閣寺、中尊寺等の修理にも使用されているそうです。
5月中旬、山々も緑に包まれました。男神岩展望台から南側盛岡方面を望んでいます。眼下に見える道路は国道4号線。県庁所在地の盛岡まで距離76km、車で1時間半かかります。東北自動車道八戸道も近くを通っています。 
同じく男神岩展望台より北側を見たところ。南北に細長い市街地が見えます。画面左側が北になり中央部の二戸駅から青森県境まで距離で12km、車で20分ほどです。 八戸市までは40km、車で1時間です。
夏の風景 
馬淵川で鮎釣りをする釣り人。解禁日は例年7月1日となっており、全て放流魚で型は大きく解禁当初から20cmクラスが釣れます。南部馬淵川漁協は岩手県内でも放流量は一番多く2,500kgです。尚、金田一鮎中間育成所で養殖が行なわれています。
6月下旬の折爪山頂。山つつじが咲いています。二戸駅から距離が約14kmで車で約25分位で到着します。麓からの遊歩道もあり、歩いて登ったら1時間半です。  岩手県を内陸と沿岸に分けるように縦断している北上山地の北端に折爪岳は位置しています。
折爪岳山頂の展望台よりテレビ塔越しに北西部の奥羽山脈を望んでいます。中央のあたりに青森県の八甲田山が雪を纏っているのが肉眼では見えましたが、写真ではよく分からないのが残念です。
折爪岳中腹のブナ林。ヒメボタルの生息地。  7月に入るとシャトルバスが運行され、鑑賞会がひらかれます。 ホタルは水辺に棲むと思っておりましたが、陸生のホタルが多いそうです。  
浄法寺地区にある稲庭岳。風力発電の風車が3つあります。キャンプ場などもあり、憩いの場として親しまれています。乳牛が草を食んでいました。 
同じく稲庭岳。 こちらには短角牛が放牧されていました。 画面右側に写っている樹はドイツトウヒ。。この日は虹が太陽の周りと画面中央上にある虹(彩雲ですか?)と二つ出て、珍しい現象を見られました。
秋 の 風 景 
稲刈りは9月中旬から10月初旬頃に行なわれます。写真は大雨で稲がぬれているので乾かしてから、はせ掛けをするところです。田植えは5月中旬から下旬頃に行なわれます。 
金田一温泉方面を望んでいます。左側が温泉方面になり、右側にりんご園が見えます。実りの秋に稲穂が垂れ収穫の時期を迎えています。稲の品種は「あきたこまち」「いわてっこ」等が植えられています。
10月中旬、遊歩道のドウダンツツジが赤くなり街路樹は葉を落とし始めていました。サクラは場所と品種の違いなのか11月上旬頃まで葉があります。ドウダンツツジも11月上旬まで紅葉が見られます。
さくらの葉が色づいた10月中旬の九戸城跡。豊臣秀吉天下統一の最後の戦場になりました。城主の九戸政実(くのへまさざね)について、盛岡市在住の直木賞作家 高橋克彦氏の作品『天を衝く」に描かれました。  高橋氏はNHK大河ドラマで1993年の『炎立つ』と2001年の『北条時宗』の原作者として知られています。
九戸城は城兵五千で篭城して、豊臣秀次を総大将に6万の大軍に包囲されましたが落城せず、謀略により責め滅ぼされたとのことです
10月中旬、男神岩と女神岩を馬淵川岸辺より望んでいるところです。この一帯を馬仙峡(ばせんきょう)と呼んでいます。紅葉はまだ早いようです。ここからの写真はパンフレットなど二戸の紹介にはほとんど載っています。
二戸市総合スポーツセンター越しに紅葉が始まった山を見ています。1999年インターハイで剣道の開催が行なわれました。2016年開催予定の岩手国体でも剣道の会場として使用されます。ドウダンツツジの辺りに2016年岩手国体ののぼりが見えます。 
11月中旬から下旬に普通タイヤからスタッドレスタイヤに交換します。積雪地なので1セットづつ持っています。春は3月下旬から4月上旬に普通タイヤにしますが、個人的には春が来た実感が一番します。テレビでスタッドレスタイヤのCMは9月から流れます。歌手の福山雅治さんもダンロップのコマーシャルに出ています。
11月中旬に初雪が降りました。まだ、日中の気温が4℃~5℃になり、雪は融けます。 11月は最高気温が一番下がる月で、始めと終わりで7℃位下がります。市内では道路に雪は積もりませんが、峠道はシャーベット状になるため、テレビ、ラジオ等で早めのタイヤ交換を促す放送が流れてきます。 
冬の風景 
二戸市の南側の入口にある 巨岩 男神岩(左)と女神岩(右)と馬淵川
2002年12月に東北新幹線が盛岡から八戸まで延伸した際に開業した東北新幹線二戸駅。東北新幹線は2010年12月に新青森まで全線開業しました
北上山地の折爪岳 晴れた日には山頂から岩手山や八戸市の太平洋が望めます。 
最低気温が-10℃台と低く、日中でも最高気温が0℃に達しない真冬日が続いていて、川面を氷が流れています。 
座敷わらしが祀られている亀麿神社。旅館緑風荘は焼失してしまいましたが、神社は残っていますので早い再建がのぞまれています。 
二戸市の特産品の一つであるりんご畑から金田一地区を望む。右側は座敷わらしで有名な金田一温泉。
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 北東北の風景

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日本の百名山に選ばれている岩手山と八幡平。盛岡市の北西に位置し標高2,038mで岩手県で一番高い山です。巌鷲山(がんじゅさん)の写真の中の字が間違っていました。 
 盛岡市の西の雫石町にある小岩井農場。岩手の有名な観光地のひとつ。戦前は馬を産出して初めての三冠馬セントライトを輩出しています。
国内有数のスキー場の一つ 安比高原スキー場。二戸から、約45km、車で1時間10分程で到着します。雪質はパウダースノーで、快適な滑走が出来ます。裏を返せば、気温が低いのでパウダースノーです。立ち止まっていると寒くて風も強く顔を背けたくなるような日もあります。 8人乗りゴンドラ2基、クワッドリフト3基、他ペアリフトが多数。岩手県内のスキー場の入場者数はピークの1992年に370万人だったそうですが、2011年は85万人まで減少したそうです。(NHK盛岡「おばんです岩手」より)
戸市より国道4号で北に52km程 車で1時間15分位にある青森県十和田市の官庁街 別名:駒街道とよばれているようです。馬産地の名残の馬の青銅像?が沢山あり、年々増えているようです。 日本の道100選にも選ばれ桜と松の並木が4列に配されそのコントラストがきれいです。 十和田市は碁盤上に道路が整備され各所に桜並木があります。 以前Bs-Hiの『迷宮美術館』?で紹介された 現代美術館があり屋外のオブジェも年々増えていました。
二戸市より国道4号で北に25km 車で40分程の名久井岳。 山形県のさくらんぼが有名ですが、名久井岳のさくらんぼは全国的にはあまり知られていないと思いますが美味しいと評判で価格もリーズナブルです。毎年利用さていいただいていますが、友人からは大変評判がいいです。収穫時期は6月下旬から7月上旬です。 二戸でもさくらんぼが栽培されていますが耕地面積が少なく農協の産直から全国に発送できますが高級品のイメージです。名久井岳は各農家の直売所が地図に表記され案内板も各所にあり、更に4号線からもすぐの便利な所にあり、1時間食べ放題のさくらんぼ狩りも利用できます。
二戸より山道の県道を通行すると1時間半から2時間程で到着する十和田湖。十和田湖は火山の火口が陥没して出来たカルデラ湖で周囲は急峻な外輪山です。奥入瀬渓流沿い以外の道路は傾斜のきついカーブが続く道を降りていく感じです。 湖の周囲を一周する道路もありますが、南側は穏やかですが、北側は上り下りの湖が見えない道路でした。 6月下旬でも湖から望む八甲田山は雪が残っていました。 日本で一番大きなカルデラは鹿児島の錦江湾とEテレの『サイエンスZERO』で言っていたような…
十和田湖から流れ出る唯一の奥入瀬川の渓流。  十和田湖畔 子の口から焼山までの14kmは遊歩道が整備され観光客の方には散策する人が多いフィトンチッドとマイナスイオンいっぱいの奥入瀬渓流です。
大岳(1,585m)を主峰とする 八甲田連峰。 豪雪地帯で春の観光シーズン前に除雪して通行できるようになります。岩手県でも八幡平アスピーテラインの除雪開始と開通はローカルニュースの毎年の話題です。紅葉の名所で9月末から10月頭には早くも見頃になります。
三沢基地に隣接する 航空科学館は飛行機ウォッチングするには都合がよく、退役した機体も多くあります。 航空祭の前日は車でいっぱいになりますが、2012年から規制されたかも。 2009年のサンダーバーズが浜松の航空祭から飛来して、地形確認の予行をした時はトレイル隊形で飛び回ってど迫力でした。You Tubeで「三沢基地 サンダーバーズ」で検索すると載っています。 2013年もアジア・パシフィックツアーで、一時、三沢基地もバーズ予定されていました。2月時点で未定のようです。
三沢までは二戸から約65km、1時間半ほどかかります。三沢基地は米軍、空自、民間が供用する唯一の飛行場です。 例年、航空自衛隊の航空祭は北から千歳基地が8月第一週、松島基地が第4週で、9月の第一週の日曜日に三沢基地航空祭が開催されます。但し、米空軍アクロバットチームのサンダーバーズのパシフッィックツアーの際は、日程は変更されます。35年ぶりの来日となった1994年は8月10日に、2009年は10月18日に開催されました。 1994年は平日ににも関わらず13万人、2009年の航空祭では26万人の観客が訪れました。 
秋田県の米代川 岩手県の八幡平市を源に東から西に流れ能代市で日本海に注いでいます。支流が世界遺産の白神山地側の北と、南よりも流れ、雨が降ってもどこかで釣ができることが多いようです。二戸より車で1時間~2時間程で釣り場に着きます。鮎は一部放流もあるようですが、ほとんど天然鮎で、ビデオや本等も出ている全国区の人気河川です。川の近くの空き地や土手には車がずらり並び沢山の釣師でにぎわいます
 
弘前公園はソメイヨシノをはじめとして50種2,600本の桜が植えられているそうです。さくら祭りの期間はGWと重なることが多く、250万人の人出で賑わいます。弘前市はりんごの生産量日本一で平成18年度で176,600tで、都道府県別生産量3位の岩手県57,700tの3倍の収穫量だそうです。(りんご大学より参照) りんごの剪定技術をさくらの剪定に生かしているそうです。幹が上に伸びるのを止めて、横に広がるようにして、更に内側に伸びる枝は剪定し、外に伸びるようにするそうです。ソメイヨシノは樹齢60年を超えると樹勢が弱ってくるそうですが、弘前公園では管理がしっかりなされ、樹齢が100年を超えるソメイヨシノが300本以上あるそうです。 春に観光客で踏み固められたさくらの幹の周りをぱふぱふに柔らかにするなど、一年中手入れがなされて、幹が太い木ばかりでした。
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